三浦市小網代湾 海底熟成ワイン

三浦市小網代湾 海底熟成ワイン

当ホテルソムリエが厳選した2種類の赤ワインを三浦市小網代湾の海底12mで6ヶ月間熟成させた「海底熟成ワイン」。
フランス料理「アジュール」とグルメ&スーベニール「アイ マリーナ」でシリアルナンバー付きのカードとともに数量限定で販売いたします。

  • 店舗
    フランス料理「アジュール」
    グルメ&スーベニール「アイ マリーナ」
  • 料金
    ■ エルヴェ・ケルラン ピノ・ノワール(限定12本)
      フランス料理「アジュール」でのご注文 12,500円(税サ込)/グルメ&スーベニール「アイ マリーナ」でのご購入 9,500円(税込み)
    ■ トワベー・エ・オウモン ルージュ(限定12本)
      フランス料理「アジュール」でのご注文 15,000円(税サ込)/グルメ&スーベニール「アイ マリーナ」でのご購入 12,000円(税込み)
  • 日程
    ご予約:2023年7月17日(月・祝)10:00~
    販 売:2023年8月1日(火)~ ※売り切れ次第販売を終了いたします

詳細

地上熟成ワインとの違い

三浦市小網代湾は「天然のワインセラー」と呼ばれるほど、水温や波の穏やかさが安定しており、全国でも珍しい条件が調った海。ワインはその海底12mで6ヶ月間熟成。海がもたらすエネルギー(潮の満ち引き、波、海流、圧力、重力)が、海底のワインに作用し、熟成を促進させるといわれています。セラーで同一期間熟成させたワインと比べると、葡萄本来のフレッシュな果実味や色調は残されたまま、タンニンやワイン全体の口当たりは、よりまろやかでシルキーに変化を遂げます。

世界に一本だけの自然のアート

海底に眠っていた証として、ワインボトルは石灰藻やフジツボなどの海の贈り物をまとっています。その装いはどれも個性的で、世界にたった1本しかない自然のアートとも称されます。

    海底熟成ワインが生まれるまで

コーティング

ボトル内に海水が入り込まないよう、栓部分をコーティング。この材料に用いられている素材は小網代産のニホンミツバチから採れた蜜蝋を湯煎して溶かしたもので、栓部分を3回くぐらせています。

海底熟成

2022年12月、ワインボトルは壊れないように丁寧に梱包され、みうら漁協の漁師の方々により、穏やかな小網代湾の約12mの海底に丁寧に沈められました。海底で熟成される約6ヶ月間、海底の砂や波の微量な振動がワインの熟成を促すと言われています。

引きあげ

2023年6月、地域の漁業組合の方々を中心に引きあげ。ボトルは1本1本丁寧に品質をチェックしながら洗浄されました。



    商品ラインナップ

エルヴェ・ケルラン ピノ・ノワール

フレッシュ感溢れるレッドベリーやグーズベリーの香り、オークのニュアンスと程よい複雑さをもった味わい。爽やかな余韻が続くミディアムボディーの赤ワイン。
❈産地:フランス ブルゴーニュ
❈品種:ピノ・ノワール
❈タイプ:赤ワイン・辛口
❈原材料:ぶどう/亜硫酸塩(酸化防止剤)
❈アルコール度数:12.5%/容量:750ml
・フランス料理「アジュール」でのご注文 12,500円(税サ込)
・グルメ&スーベニール「アイ マリーナ」でのご購入 9,500円(税込み)


トワベー・エ・オウモン ルージュ

ラズベリーやプラムの香り。タンニンは滑らかで、果実味に奥ゆきがあるフルボディの赤ワイン。
❈産地:フランス ラングドック&ルーション
❈品種:メルロー、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン
❈タイプ:赤ワイン・辛口
❈原材料:ぶどう/亜硫酸塩(酸化防止剤)
❈アルコール度数:13.5%/容量:750ml
・フランス料理「アジュール」でのご注文 15,000円(税サ込)
・グルメ&スーベニール「アイ マリーナ」でのご購入 12,000円(税込み)

シリアルナンバー

世界でひとつだけの証としてシリアルナンバーをお付けいたします。



    海底熟成ワインの開栓方法

【ご注意】

・ボトルはコルクで栓をされていますが、海中の圧力に耐えられるよう、シーリングワックス(ロウ)をつけております。開栓する際にはソムリエナイフ等で上部のシーリングワックスをはがしてから抜栓してください。
・海底熟成されていた風合いを残すため、ボトルの表面を軽く洗い、あえて海底での付着物を残しています。(磯の香りがする場合があります。付着物を保護するためボトルは個別に透明フィルムの袋に入れております。)
・ボトルにより付着物の内容は異なります、購入時のご指定等は承りかねますのでご了承ください。
・長期保存される場合、ボトル表面の付着物が変化する場合がございます。予めご了承ください。
・ボトルを水洗いすると海底の付着物がはがれる場合がございます。
海底熟成ワインの起源は沈没船から発見されたボトル

1916年、第一次世界大戦中、ロシア皇帝ニコライⅡ世からフィンランドで駐留するロシア軍のためにオーダーされた1907年ビンテージシャンパーニュ3,000本とブルゴーニュワインなどを積んだ貨物船ジョンコピング号は、サンクトペテルブルグへ向け出航。

しかしスウェーデン沖を航海中にドイツの潜水艦Uボートにより撃沈されました。そして時がたち1998年、スウェーデン沖の海底スキャンで、沈んでいたジョンコピング号が確認され、引きあげ作業が行われました。

引きあげ直後行われた専門家による試飲では「若々しい果実味と、バブル(泡)」が確認され完全な状態に保たれていると鑑定されました。

船が沈んでいた海底64mという深さは、ワインにダメージを与える「陽の光」を遮り、保存に適した「水温」を維持し、ボトルの中で発生した炭酸ガスの圧力が、水圧による浸水を防ぐなど、海底の沈没船はシャンパーニュにとって最適の保存環境だったのです。さらに高品質で長期熟成に耐えうるシャンパーニュであったことから、これらいくつかの偶然的な奇跡が重なり合う中でほぼ完璧な保存状態のまま、1998年に引き上げられるまでジョンコピング号とともに海底で80年の時を過ごしたシャンパーニュには、偶然が重なり合い「奇跡」が起こっていたのです。そのため、「奇跡のシャンパーニュ」と呼ばれるようになりました。

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